【ソウル4日聯合】全羅南道が重要懸案とする国際自動車レースのフォーミュラワン(F1)に関する特別法の制定が、第18代国会で再度推し進められる。
 全羅南道が4日に明らかにしたところによると、ハンナラ党で政策委員会議長を務める任太煕(イム・テヒ)議員の代表発議、ハンナラ党と統合民主党議員らの署名で、国会への立法発議が計画されている。F1特別法は任議員が第17代国会でも提案したが、与野党の交渉段階でほかの法案との兼ね合いから廃棄され、2010年の世界選手権開催にも狂いが生じかねないと懸念されていた。

 今回のF1特別法案は、「F1国際自動車レース組織委員会」を文化体育観光部長官の認可を得て設立し、設置運営に必要な資金はレース基金を運用できるとする内容を新たに盛り込んだ。また第17代国会では民間企業の優遇論争があったことから、これを断つために行事の主管を組織委員会に変更した。しかし、開催権料に政府支援部分が含まれており、優遇論争が再燃する可能性もある。

 任議員は全羅南道と法案について協議を進めており、内容が固まり次第、議員署名を集め国会上程手続きを踏む計画だ。

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