民主党・民主労働党議員ら、BSE特別法案を発議

【ソウル29日聯合】統合民主党と民主労働党議員らが、牛海綿状脳症（BSE）関連特別法案を発議した。
　統合民主党の兪承希（ユ・スンヒ）議員、民主労働党の姜基甲（カン・ギガプ）議員ら22人は28日、月齢30か月以上の米国産牛肉の輸入を禁じ、BSE発生時には即刻輸入禁止措置を取るとした「牛海綿状脳症予防に関する特別法制定案」を国会に提出した。国会関係者が29日に明らかにした。

　特別法制定案は、月齢30か月未満の牛肉に限り輸入を認め、輸入牛肉からBSEに感染した牛肉が発見された場合は政府が即刻輸入を禁止し、該当輸入国の牛肉に対する疫学調査を行い輸入・流通の安全を確認した後、国会に報告することを主要内容としている。また、月齢30か月以上の牛肉を輸入した業者には1年以下の懲役または1000万ウォン（約100万円）以下の罰金を課すとした。