【ソウル21日聯合】国際的な格付け機関である米ムーディーズ・インベスターズ・サービス傘下の調査会社、ムーディーズ・エコノミー・ドット・コムは21日、輸出の鈍化により韓国の今年の国内総生産(GDP)成長率は昨年の5.0%から4.2%に落ち込むとの見通しを示した。同社のエコノミストを務めるメルサー氏が報告書を通じ明らかにした。
 第2四半期から米国など海外の需要が急減するため輸出の鈍化が顕著になると指摘、輸出成長率は昨年の12.0%から今年は8.7%に低下し、産業生産の鈍化、雇用不振と失業率の上昇、賃金上昇抑制などを誘発すると予測した。また、韓国銀行はインフレが緩和される下半期に基準金利を4%水準まで引き下げるものと見通した。

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