カイチは、善悪を見分け正義を守る想像上の動物「ヘテ」の元来の名前。市は都市競争力とブランド価値を向上させるため、ソウル市固有の都市イメージを世界にアピールできるシンボル体系の構築を昨年から進めてきた。基礎調査と内外でのアンケート調査などを経て、シンボル開発の方向を「景福宮」と定めたが、景福宮をシンボルとして活用するには難点があるとの判断から、景福宮と関連のあるカイチとトラ、鳳凰、松の木のうち、最終的にカイチをシンボルに選んだ。
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市はこれを受け、来月までにシンボルとしてのカイチ活用計画をまとめる。来年6月完工予定の光化門広場で「カイチ像」を本来の位置に復元するほか、ソウルのあちこちにガラスや高光沢金属で作ったカイチ、カイチの形をしたオブジェを設置する方針だ。また、光化門から瑞草区・芸術の殿堂間に「カイチ文化ストリート」を造成するとともに、カイチを用いた携帯電話ストラップやキーホルダー、Tシャツなどの制作も進める。
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