【釜山5日聯合】韓国石油公社は5日、海外の石油ボーリング会社と深海用石油探査船を共同で建造する内容の了解覚書(MOU)を交わしたことを明らかにした。共同投資による経済性分析作業などを経て、7月中旬ごろ最終合意の有無を決定する。建造期間は3年を予定しており、7億ドルに達する建造費は両社が折半で負担する。完成後はすぐに海外の鉱区に投入され、ボーリング作業を行う予定だ。
 共同建造が最終決定されれば、韓国の石油探査船が海外の深海油田でボーリング作業を行う道が開けることになる。近海の油田が枯渇している上に原油価格の高騰が続いており、業界では深海用石油探査船の確保が至急だとの声が高かった。現在の韓国唯一の石油探査船は最大450メートルしか掘削できないのに対し、この深海用石油探査船は水深3000メートルを超える深海でも作業が可能で、最大掘削能力は8000メートルに達する。

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