昼食会であいさつする李大統領=30日、ソウル(聯合)
昼食会であいさつする李大統領=30日、ソウル(聯合)
【ソウル30日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領は30日、現政権が「金持ちのための政権」だと一部から批判が出ていることと関連し、そうした批判は向こう5年間続くと思うがそれを克服すべきだとの考えを示し、政府は社会的弱者や助けが必要な人たちのために働いていくと述べた。李大統領は青瓦台(大統領府)で開かれたメーデー受賞者らとの昼食の席で「多くの政権が言葉だけそう言っていたが、むしろ(貧富の)格差は開いていった。新政権は言葉は減らし格差も狭める行動を見せたい」と約束した。
 また、経済は予測通りになるものではなく、苦しくても予想外に良い結果を出すこともあるなど心理的な要因も作用するため、今年が苦しいというがともに克服しようという気持ちさえあれば予想外に克服でき、期待以上の結果が出るかもしれないとの考えを持っていると明らかにした。特に変化と改革はともに追求するしかなく、変化と改革の過程で一時的な苦痛があり得るため、そうした変化に対する反対が出るが、それを克服していけばはるかに良い条件で発展できると強調している。

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 また、世界的に経済が危機にあり、米国など先進国でも失業率が10%を超え、経済成長率もマイナスやゼロとなる中、すべての原材料価格が急上昇し、通貨危機の際には上がらなかった穀物価格も急上昇するなど、コメ以外は輸入に頼っている韓国は二重三重に苦しいと前置きし、「できるという考え、積極的・肯定的な思考を持てばよい結果が出る」と力説した。

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