韓米FTAは現国会で処理すべき、姜万洙長官

【ソウル30日聯合】企画財政部の姜万洙（カン・マンス）長官は30日、韓米自由貿易協定（FTA）の批准同意案を第17代国会で迅速に通過させるべきとの考えを示した。韓米FTAの民間対策委員会会議で述べたもの。韓米FTAは盧武鉉（ノ・ムヒョン）政権の重要な業績のひとつであり、現国会の会期内にけりをつけることが新政権と盧武鉉政権にとって良いことだとしている。
　また、韓国経済は現在相当に困難な状況にあるが、これを克服するには韓米FTAが最も重要だと指摘、チリとのFTAの際にも懸念が多かったが、マイナスよりもプラスの要素が多かったように、韓米FTAも韓国経済の困難を乗り越える契機になるとの見通しを示した。日本や中国に先立ち米国とFTAを締結したという点でも、韓米FTAは通商を超え政治的・外交的にも大きな意味があると評価し、これを早期に発効させてこそ効果的に活用できると強調した。