【ワシントン30日聯合】北朝鮮のシリア核協力などをめぐる批判にもかかわらず、米朝では6カ国協議の第2段階を完了させ第3段階へと進むとの意志が強いため、来月末ごろ6カ国協議が再開されるとの見通しを政府上層部当局者が29日に示した。訪問先の米国で、北朝鮮のシリアとの核協力問題などに言及したもの。
 この当局者は「最近懸念されている状況の進み具合と批判的な見方にもかかわらず、6カ国協議を通じ(北朝鮮核問題の解決を)進展させるとの意志は米国だけでなく北朝鮮側でも非常に高い」と述べた。米国は6カ国協議について、短期的には慎重な姿勢ながらも楽観的に見ているという。北朝鮮の核開発計画申告問題に関しては、米国側から、実務的にもう少しまとめる事項があるという話を聞いたと明らかにした。米朝がこうした手順を終え、北朝鮮が6カ国協議議長国の中国に申告書を提出すれば、関係国がこれを回覧することになるだろうと説明した。

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