【ソウル29日聯合】全国経済人連合会(全経連)は29日、業種別の売上高上位600社を対象に5月の業況判断指数(BSI)を調査した結果、5月のBSI見通しは104.7となったと明らかにした。BSI見通しは基準値の100を上回ると景気が好転するとみる企業が多く、100を下回るとその反対を意味する。
 産業別では、製造業が106.7、非製造業が101.7で、いずれも来月の景気は改善するとみている。製造業のうち、軽工業は100.0で4月と同水準の景気が続くとの見通しだ。重化学工業は108.3、船舶・鉄道・航空機は125.0となっており、これらの分野では大幅な景気好調があるものと予想される。

 5月のBSI見通しを部門別でみると、内需が112.4、輸出が107.3、投資が103.6、雇用が103.4、資金繰りが101.3、採算性が100.6など、ほとんどの分野で好調が予想された。

 全経連は、ドル高による輸出好調の持続、船舶・建設業の海外受注増加、小売業の繁忙期にともなう売上高増加、政府の規制緩和政策への期待感などが、5月の景気見通しが明るい背景だと説明している。

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