【ソウル28日聯合】韓国と日本の環境関連市民団体が29日から2日間、ラムサール条約第10回締約国会議(COP10)の成功に向けた共同フォーラムを京畿道高陽市の韓国国際展示場(KINTEX)で開催する。政府締約国会議準備企画団が28日に明らかにした。
 両国の環境団体活動家100人余りが参加するこのフォーラムは、緑色連合、緑色湿地教育院など国内68の市民団体が参加する「ラムサール締約国会議に向けた韓国NGOネットワーク」と、43の市民団体で構成された「ラムサールCOP10のための日本NGOネットワーク」が主管し、環境部が後援する。日本の締約会議開催経験を共有し、10月に慶尚南道・昌原で開かれる第10回会議の成功に向けた協力案と韓国の湿地政策に関する改善案などを話し合う。特に、生物多様性が豊かで保存価値の高い非武装地帯(DMZ)周辺の湿地と漢江河口の湿地などを共同で視察し、湿地保全状態や今後の保全案について意見を交わす計画だ。

 ラムサール条約は、水鳥が生息する湿地を保護する国際条約。第10回締約国会議は昌原と昌寧で10月28日から11月4日まで開催される。準備企画団によると、日本側はCOP10に100人余りの大規模代表団を派遣する計画で、積極的な参加意思を示しているという。

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