【ソウル20日聯合】「宇宙から見た朝鮮半島はひとつでした」――。
 韓国初の宇宙飛行士、イ・ソヨンさんが19日午後、地球に帰還した後にカザフスタンのコスタナイ空港で記者会見を行った。会見にはロシアの宇宙船・ソユーズTMA-11号に乗ってイさんとともに帰還した、ロシア人宇宙飛行士のユーリ・マレンチェンコさんも出席した。

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 イさんは、「多くの人に代わりわたしが宇宙に行ったということに感謝する。いつかは皆が一緒に行ければいいと思う」とし、自身の経験や数々の実験結果を十分に伝えられるよう努力すると話した。続けて、「宇宙から見た朝鮮半島はひとつで、すぐに帰還してそこに行けると思うと胸がいっぱいになった。これまでに見たどんな朝鮮半島より、最後にソユーズに乗る直前に見た姿が今でも目に焼きついている」と感想を述べた。また、宇宙で一番大変だったことを聞かれると、「訓練では回転いすが最も難しかったが、宇宙ではすべてが楽しくて幻想的だった。特に宇宙では飛べるということが非常に印象的だった」と振り返った。

 今後の計画については、すべての韓国人に宇宙での体験を説明することが最も大切だとし、宇宙で行った科学実験を分析してその結果を国民に伝えていくと話した。後に続く宇宙飛行士らに良い環境を提供したいと抱負を示している。


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