イ・ソヨンさん宇宙へ、ソユーズ周回軌道に突入

【バイコヌール8日聯合】韓国人初の宇宙飛行士イ・ソヨンさんを乗せたロシアの宇宙船ソユーズが8日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。有人宇宙船ソユーズを載せたソユーズFGロケットは、点火されると轟音と火炎を起こし、空へと向かった。発射台から1．1キロメートル離れた観覧台で見守っていたイさんの家族や政府代表団、応援団らは一斉に拍手と歓声を上げた。
　ソユーズは打ち上げから1分58秒後に上空50キロメートルに到達し第1弾ロケット（補助ブースター）を、4分47秒後に上空167キロメートルで第2弾ロケットを分離した。さらに9分48秒後には上空240キロメートルに到達、地球周回軌道に入り、第3弾ロケットも分離しソユーズのエンジンが点火された。ここでモスクワの任務統制センターが「発射成功」を宣言した。

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　ソユーズは今後、90分に1回地球を回り、2日間で33～34回転しながら徐々に国際宇宙ステーション（ISS）のある上空350キロメートル地点まで軌道を上げていく。10日午後10にISSとドッキングする予定だ。

　イさんはソユーズ搭乗前、笑顔で手を振りながら、歓声を上げ見送る応援団に韓国語で「行ってきます。よく眠れました」と声をかけ、勝利のVサインを示した。