【ワシントン2日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領の訪米中、韓国の米国ビザ免除プログラム(VWP)適用に向けた了解覚書(MOU)が締結される見通しだ。早ければ下半期から、3か月以内の短期滞在の場合はノービザで米国に入国できるようになる。
 ワシントンのある外交高官関係者が2日、今月中の締結を目指してきたMOUが、李大統領の訪米期間に結ばれる可能性が高いと明らかにした。MOU締結後、関連履行約定締結などの作業を経て正式にVWP対象国になれば、観光や事業目的で3か月以内の短期で米国を訪問する場合はビザが必要なくなる。この関係者は、VWPに関する話し合いはこれまで相当な進展があり、MOU締結とVWP発効に向けた韓米両国の準備作業は事実上、ほぼまとめ段階に入っていると示唆した。

 韓国はVWP適用に必要な電子旅券の発給を進めてきた。李大統領が今月中旬の訪米の際、電子旅券第1号を初めて使用する。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0