【ソウル30日聯合】合同参謀本部は30日、来月1日から2008年度地雷除去作戦を開始すると明らかにした。対象となるのは民間人統制線南側地域の未確認地雷地帯5か所で、すでに除去作戦を実施している広報防空基地1か所と、鉄原・南大川の堤拡張工事区間でも確認作業を行う。また、地雷埋設地域で豪雨時に地雷流失の恐れがある臨津江、漢灘江などの河川地域では、流失地雷探索作業もあわせて行われる。地雷除去作業は11月まで続けられ、陸軍第1・5工兵旅団など7つの部隊が投入される。
 合同参謀本部は、2005年4月から南側地域での地雷除去作業を行っており、昨年までに10地域での作業を完了した。今年と来年は10地域で作業を実施、完了する方針だ。

 後方地域防空基地は、スパイ侵入対策を目的に地雷を設置したが、梅雨期の雨による流失事故により、2002年から撤去作業を実施した。全39か所で2006年に作業が完了しており、昨年は9か所で再確認作業が行われた。


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