【ソウル28日聯合】初の国産超音速高等訓練機、T-50の中南米輸出に向けた動きが本格化している。
 防衛事業庁は28日から来月6日までチリで開かれる国際防衛産業展示会に、林致圭(イム・チギュ)事業管理本部長(陸軍小将)を団長に防衛産業企業代表らで構成された40人余りの代表団を派遣する。韓国航空宇宙産業(KAI)やハンファなど8社が共同で324平方メートルのブースを確保し、T-50シミュレータ装置、KT-1基本訓練機、次期戦車などのモックアップを展示する。特にKAIは、T-50の輸出を念頭に置き、展示会後にチリの空軍パイロットにT-50シミュレータの扱い方を指導する予定だ。

 代表団はまた、T-50やナイトビジョン(暗視鏡)、軍用トラックに関心を寄せているチリとブラジルの主要シンクタンクを訪れ、防衛産業関係者らと面談する。南米の武器購入情報を得て、各国に合わせた輸出支援戦略を立てる考えだ。

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