【ワシントン27日聯合】外交通商部の柳明桓(ユ・ミョンファン)長官の訪米で、来月中旬に予定されている韓米首脳会談の準備作業も最終段階に入った。
 柳長官は26~27日にライス国防長官、ゲーツ国防長官、ハドリー大統領補佐官(国家安全保障担当)ら米政府高官らと相次ぎ会談し、首脳会談議題の事前調整を行った。その結果、首脳会談では▼韓米同盟の発展方向▼核をはじめとする北朝鮮問題▼韓米自由貿易協定(FTA)批准問題▼気候変動と対テロ対策など汎世界的問題――を主要議題に扱うことで意見を同じくしたと伝えられた。

 首脳会談日程も大部分が確定した。青瓦台(大統領府)と外交通商部職員らで構成された事前調査チームが13~15日に訪米し、米大統領別荘のキャンプデービッド訪問など、李明博(イ・ミョンバク)大統領大統領の訪米日程を調整し、警護や儀典などについても細心のチェックを行った。その後、政府が駐米韓国大使館を通じ、さらに細かい日程の詰めを進めている。ある政府当局者は、米議会での演説の有無など、ごく一部を除いてはほとんどの日程が確定したと話しているが、韓国大統領のキャンプデービッド訪問はこれが初めてのため、成果の極大化に腐心しているという。

 また、随行団規模も現段階では未定だ。李明博政府の「実用主義」に合わせ、その規模も大幅に縮小化される見通しだ。青瓦台(大統領府)は各官庁から随行希望人員の報告を受け、現在、適切性判断を進めている。

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