【ソウル27日聯合】テレビとラジオ、新聞、雑誌の4大媒体の広告費は2006年は総額4兆3242億ウォン(約4915億円)で、このうち19.4%にあたる8958億ウォンはサムスン、現代、SK、LGの4大財閥(現代とLGは広義のグループ)が支出していたことが分かった。経済専門団体の経済改革連帯が27日、「財閥のマスコミ支配に対する第2次報告書」で明らかにした。
 4大財閥が広告費総額に占める割合は、2002年が21.4%、2003年は20.6%、2004年は20.9%、2005年は19.9%、2006年は19.4%と、全般的にやや縮小傾向にある。

 財閥別の広告費をみると、サムスングループが2634億ウォンで広告費総額の5.7%を占めトップだった。LGグループは2457億ウォンで5.3%、現代グループが4.4%の2051億ウォン、SKグループが3.9%の1814億ウォンという順だった。4大財閥の広告費を媒体別にみると、テレビとラジオによる放送広告費は5235億ウォン、新聞広告費は3486億ウォンとなっている。

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