【ソウル22日聯合】韓国銀行は22日、今月初めまで地方企業648社と関連機関などを対象にモニタリングを実施し、結果をまとめた「最近の地方経済動向」を発表した。
 それによると地方経済はサービス業の伸びが小幅に鈍化したものの製造業生産が堅実に増加を続けるなど上昇基調を維持していると判断された。製造業生産は半導体、映像・音響・通信などを中心に2けたの増加を続けたが、サービス業は仁川・京畿圏の飲食業が不振な上、済州の観光産業も冷え込んだことから伸びが小幅に鈍化した。

 また大型小売店の販売額指数が昨年第3四半期の10%から第4四半期は2.7%に下落し、百貨店や大型スーパーの売上高の伸びも鈍化するなど消費回復の勢いも弱まりつつあると調査された。

 企業の資金事情も悪化したことが分かった。手形不渡り率は昨年第3四半期の0.10%から第4四半期には0.12%に上昇し、不渡りを出した企業も370社から447社に増加した。

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