李明博(イ・ミョンバク)次期大統領当選者が、来年2月末の大統領就任直後から日米中ロの4カ国訪問を皮切りに本格的な外交活動に着手する見通しだ。
 大統領職引継委員会の李東官(イ・ドングァン)報道官によると、李当選者は来年に日米中ロを訪れるほか、7月には日本で開催される主要国(G8)首脳会議への招請参加を予定している。続いて8月に北京五輪、9月に国連総会、10月にアジア欧州会合(ASEM)、11月にアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議、12月に東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓日中)会議に出席するなど、ほぼ毎月外交活動を展開する。

 李当選者側は大統領就任後、特にアジアの声を代弁できるグローバルリーダーとしての役割を強化する方針だ。引継委の外交統一安保委員会幹事を務める朴振(パク・ジン)議員は李当選者の日米中ロとの外交基調について、米国とは韓米関係を一層重視し、日本とは実用的な協力関係の構築を進め、中国とは関係のアップグレード、ロシアとはエネルギー・資源外交に集中するシャトル外交を展開すると説明した。「来年は韓日中の首脳を含め各国首脳が会う機会が多く、また首脳会談を必要に応じて随時開催することで、グローバル・コリアの大枠の中で新たな外交の幕開けを期待できるだろう」と話している。


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