国民の半分以上は週に1度も新聞を読まないことがわかった。韓国放送広告公社(KOBACO)が世論調査機関のリサーチ・インターナショナルに依頼し、6~7月に全国13~64歳の男女6000人を対象に調査を実施した結果から明らかになった。
 それによると、週に1回以上新聞を読む人の割合は48.5%にとどまり、初めて50%を割り込んだ。この割合は調査を開始した1999年が73.8%と最高で、その後は70%水準を維持してきたが、2003年に初めて65.5%と70%を下回り、さらに2004年が65.1%、2005年が62.8%、2006年が55.3%と低下を続けている。

 新聞に対する選好度は、総合日刊紙が66.3%、スポーツ紙が11.3%、経済紙が8.4%で、順位は数年間変わっていない。一方、新聞の定期購読者の割合は2005年の46.6%から昨年が49.2%、今年が50.0%と上昇曲線を描いている。新聞を読む目的としては、「情報・知識・教養を得るため」が66.0%で最も多く、次いで「習慣だから」が20.5%、「興味・娯楽」が7.2%、「時間をつぶすため」が4.8%と続いた。

 テレビの視聴形態を見ると、「1人でテレビを見る」との回答が占める割合は2000年が18.9%、2004年が29.1%と上昇を続け、今年は35.6%だった。これに対し、「家族と一緒に見る」との回答は2000年の34.0%から今年は20.2%に低下した。テレビを見る目的は「習慣だから」が36.8%、「興味・娯楽」が31.6%、「情報・知識・教養を得るため」が20.6%、「時間をつぶすため」が10.6%と集計された。


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