南北は北朝鮮安辺・南浦地域での造船協力団地建設に向け、来年第1四半期に測量と地質調査を行うことで合意した。釜山で25~28日に経済協力共同委員会の造船・海運協力分科委員会第1回会議を行い、こうした内容を盛り込んだ共同報道文を発表した。
 ただ、会議で争点となっていた通行・通信・通関の「3通」を含む造船協力団地の投資環境改善案については、これといった合意には至らなかった。今回の会議で、韓国側がこの投資環境改善問題を集中的に提起したのに対し、北朝鮮側は韓国側に投資計画をまず知らせるよう強く求めたため、論議に接点を見出すことが困難になったと伝えられた。南北は来年3月中に北朝鮮・開城で第2回会議を開催するとともに、海運協力分野での実務問題については実務接触を通じて話し合いを続けていくことを決めた。


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