国家核融合研究所は27日、初のプラズマ発生を目標に次世代超伝導核融合研究装置「KSTAR」の総合試運転に入ったことを明らかにした。KSTARは国内の独自技術で作られた重水素-重水素反応(D-D)の核融合研究装置で、世界最高水準とされる。9月に同研究所内で完工し、今月11日に科学技術部から使用許可が出された。
 研究所は来年中にKSTARからプラズマを発生させるため、常温真空、低温冷却、超伝導の電源制御、プラズマ発生という4段階の総合試運転を行う。現在は常温真空の第1段階を終えた状態だ。総合試運転が最終的に成功すれば、KSTARの本格稼動と実験に必要な運営基盤が整うことになる。

 研究所関係者は、初のプラズマ発生はKSTARの正常運転の開始を告げるものだと話す。未来のエネルギーである核融合を研究し、2012年までに韓国を核融合5大国に引き上げる計画だ。


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