大宇造船海洋は27日、欧州の石油メジャーから過去最高額となる21億ドル(約2兆ウォン)相当で浮体式石油生産・貯蔵・積出設備(FPSO)を受注したことを明らかにした。同日にアジアの船主とバルク船2隻、オセアニアの船主とはドリルシップ1隻の受注契約を結び、3隻の受注額は総額9億ドルに達した。これで大宇造船は今年、創立以来初の受注額200億ドルを達成した。
 国内造船のビッグ3が、今年そろって200億ドル受注という記録を打ち立てたことになる。現代重工業は系列の現代三湖重工業を含め、11月末までに246億ドルを受注、サムスン重工業は今月24日現在で212億ドル相当の船舶・海上プラントを受注している。

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 大宇造船が今回受注したFPSOは契約金額だけでなく大きさでも、これまで新規発注されたFPSOの中では世界最大となる。長さ325メートル、幅61メートル、高さ65メートル、重量は12万トンを超え、200万バレルの原油を貯蔵できるという。2011年6月に完工すれば、アフリカの深海油田地域で1日20万バレルの原油生産に投入される予定だ。


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