黄海を「平和の海」にするという南北首脳による合意の履行案を話し合う、西海(黄海)平和協力特別地帯推進委員会の第1回会議が28日から2日間、開城で開催される。
 統一部が27日に明らかにしたところによると、会議では▼海州経済特区の建設▼海州港の開発と利用▼漢江河口の共同利用▼黄海共同漁労――など、黄海平和協力特別地帯の設置に関する諸問題が話し合われる。南北は特に、これらに関する4分科委員会の設置と今後の運営計画、事業別の現地調査計画などについて集中的に協議するものとみられる。政府消息筋は、今月中旬の南北将官級軍事会談で北方限界線(NLL)に関する双方の立場の違いが改めて確認されただけに、議題の中でもNLLと直接関わりのない分野の話し合いが活気を帯びるだろうとしている。

 韓国側は青瓦台(大統領府)の白鍾天(ペク・ジョンチョン)統一外交安保政策室長、北朝鮮側は朴松男(パク・ソンナム)国土環境保護相がそれぞれ委員長を務める。双方の代表団に軍関係者は含まれていない。


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