国内のカラオケボックスで使われる日本の歌について、来年1月から著作権料の支払いが求められる。反対に日本のカラオケボックスで使われる韓国の歌についても著作権料の支払いを受けられるようになる。
 文化観光部が10日に明らかにしたところによると、韓国と日本の作曲家と作詞家らの著作権をそれぞれ管理する韓国音楽著作権協会(KOMCA)と日本音楽著作権協会(JASRAK)が、音楽著作権に対する相互管理契約を結んだ。これまで両機関の契約締結が遅れていたことから、代理仲介業者や音楽出版社から個別に著作権使用料を受け取る場合を除いては、放送やカラオケで使われる音楽の著作権はほとんど保護されていなかった。

 両機関の相互管理契約締結は、1998年に韓国政府の日本大衆文化開放方針と合わせ話し合いが始まったが、両国の外交問題などから遅れており、2003年に本格的な交渉が始まってからも管理手数料などで意見が合わず妥結点を見出せない状態が続いていた。文化観光部関係者は、日本国内でも『冬のソナタ』をはじめとする韓流の影響で、韓国音楽が多く使われており、韓流の経済的効果を得られるとの見通しを示している。


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