各国の腐敗を監視する国際的な非政府組織(NGO)、トランスペアレンシー・インターナショナル(TI)が、今後は北朝鮮も調査対象に含める見通しだ。米国の自由アジア放送(RFA)が30日、TIアジア太平洋地域担当官とのインタビューを報じた。北朝鮮の腐敗度測定には少なくとも3つの資料が必要だが、北朝鮮も腐敗認識指数リストに加える可能性は高いとしている。
 TIの金巨性(キム・ゴソン)理事によると、北朝鮮も平壌で国際会議を開き「世界の中の朝鮮」を標語に掲げるなどしているという。少しずつ開放され接触面が拡大する中で、資料が追加公開される確率も高まっていると話す。近いうちに北朝鮮の腐敗認識指数が出るのではないかとの見方を示している。

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 米朝金融協議を機に国際金融体制への編入に強い意欲を見せ、国際社会進出を狙っている北朝鮮としては、腐敗防止と国家透明性の確保は免れない課題だというのが、TI関係者側の説明だ。


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