訪韓の金養建部長が盧大統領と面会、造船所視察も

韓国を訪れている北朝鮮の金養建（キム・ヤンゴン）朝鮮労働党統一戦線部長が30日、盧武鉉（ノ・ムヒョン）大統領を表敬訪問する。
　金部長は、午前には慶尚南道・巨済の大宇造船所を視察した後、釜山税関を訪れる。また、2005年にアジア太平洋経済協力会議（APEC）首脳会議の会場として使われたヌリマルAPECハウスで、許南植（ホ・ナムシク）釜山市長が主催する昼食会に出席する予定だ。巨済と釜山の訪問には国家情報院の金万福（キム・マンボク）院長が同行する。

　金部長はその後ソウルに戻り青瓦台（大統領府）を表敬訪問し、盧大統領と40分間面会する予定だ。金正日（キム・ジョンイル）総書記の親書や口頭メッセージを伝達するかどうかが注目されている。

　この席には崔承哲（チェ・スンチョル）統一戦線部副部長をはじめ北朝鮮代表団全員が出席する。韓国側は統一部の李在禎（イ・ジェジョン）長官と金院長、国家情報院の徐薫（ソ・フン）第3次長、青瓦台の文在寅（ムン・ジェイン）秘書室長や白鍾天（ペク・ジョンチョン）統一外交安保政策室長、尹炳世（ユン・ビョンセ）統一外交安保政策首席秘書官らが同席する。


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