北朝鮮・平壌で開催されている南北国防相会談は29日、経済協力事業の軍事的保障と軍事的信頼措置を話し合うための軍事共同委員会の設置に合意した。また、来年ソウルで第3回国防相会談を開催することを決めた。
 しかし、今回の会談で最大の争点となっていた共同漁労水域問題では、設置場所と基準をめぐる意見の溝を最後まで埋めることができず、追って将官級軍事会談を開き協議を続けていくことにした。

 南北は平壌市内の松田閣招待所で27日から3日間にわたる会談を行い、こうした内容を骨子とした7項目の共同合意文を採択し、会談を終了した。


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