韓国人に対する米国ビザ免除は、2009年の初めごろ可能になる見通しだ。
 駐韓米国大使館のスタンリー総領事は14日、聯合ニュースのインタビューに対し、ビザ免除プログラム(VWP)が規定している条項を充足させるには時間がかかるとした上で、早くとも2008年末か2009年初めになるとの見方を示した。

 韓国と米国は韓国のVWP加入に向け、自国を出入りする相手国旅行者の犯罪経歴などの情報を相互共有できるよう、協定の締結を検討している。スタンリー総領事は、こうした問題についての話し合いはまださらに必要だとの認識を示し、VWP加入時期はその進展速度にかかっていると述べた。韓国はVWP加入の資格を備えているとした上で、保安強化を主な内容とするこのプログラムの内容を理解し、適用することが重要だと強調した。韓米両国は来年1月以降、VWP技術協議会を開催するなど、随時、緊密な協議を行っていく予定だ。

 スタンリー総領事は、VWPは新しい性質のビザプログラムであり、適用されるにはある程度の時間が必要になるとしている。米国政府が開発している電子旅行許可制システムと、韓国政府が来年半ばに導入するとしている電子旅券など、基盤プログラムが同時に構築される必要があると主張した。


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