南北首相会談2日目、合意文作成に向け集中調整

南北首相会談は2日目を迎える15日、前日の基調発言で南北それぞれが示した首脳宣言実践に向けた基本立場を中心に、分野別議題の推進優先順位などについて集中的な意見調整を行う。午前中は首席代表接触と分野別代表接触で協議を重ね、午後からは本格的な合意文の調整作業に取りかかる予定だ。
　韓国側は前日に、首脳宣言10項目実践に向け、西海（黄海）平和協力特別地帯の造成に向けた別途機関の構成、開城工業団地活性化に向けた通行・通関・通信問題の解決、造船協力団地建設事業の具体化、離散家族面会の拡大と韓国軍捕虜・拉致問題の解決などを提案した。

　これに対し北朝鮮側は、開城～新義州鉄道と開城～平壌高速道路の共同利用の推進、造船協力団地の積極推進、開城工業団地事業の活性化などの議題を優先して扱うことを提示した。


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