韓日の大学生同士の相互交流を通じた友好増進を目的に行われている韓日大学生代表団交流事業が今年で37年を迎えた。交流事業は両国の大学生の交流を通じて互いの文化に対する理解の幅を広げることを趣旨としており、1971年の第5回韓日閣僚会談で実施に合意して以来、毎年実施されている。
 今年も韓国の大学生代表団30人が13日に東京を訪れた。学生らは10日間にわたり日本に滞在する。今回の代表団には、韓国伝統楽器や舞踊を専攻していたり、動画コンテンツ制作などに優れた能力を持つ学生が多く含まれている。14日には慶応大学でカヤグムなど伝統楽器の演奏を披露し、同大学の学生や教職員から盛大な拍手を送られた。代表団は16日まで東京など首都圏一帯の大学と経済の現場などを見学し、17日からは京都、大阪、奈良など関西地方の大学と歴史史跡などを訪れる。

 駐日韓国大使館関係者は、日本を訪れた韓国代表団が日本の大学生との交流を通じて日本に対する理解を深めると同時に、韓国文化を紹介することにも力を入れているようだとし、「こうした活動が韓日間の関係改善にも大きく寄与するだろう」と話している。

 一方、これに先立ち日本の大学生代表団30人も先月13日から10日間にわたり、ソウル、安東、釜山、慶州などを回り、キムチやプルコギなどの韓国料理を作るなど、韓国の伝統文化を体験した。


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