サムスン電子がインド南部のチェンナイで建設を進めていたインド第2工場が13日に完工し、本格的な生産を開始した。同日には尹鍾竜(ユン・ジョンヨン)副会長をはじめとする関係者らが出席する中で完工式が行われた。
 第2工場は32万2000平方メートルの敷地に3000万ドルを投じて建設された大規模テレビ生産団地で、年間生産能力は150万台に達する。同社は2011年までに総額1億ドルをかけ、テレビ以外の白物家電や携帯電話などに生産品目を拡大していく考えだ。

 完工式に出席した同社の李鉉奉(イ・ヒョンボン)西南アジア総轄社長は聯合ニュースの取材に対し、「インド市場の成長を考えると、単一工場で需要を満たすのは困難だと判断し第2工場を建設した。第2工場はインドで確実な市場主導企業になるという意志の表明だ」と述べている。

 サムスン電子は1995年にインド・ウッタルプラデシュ州ノイダにインド第1工場を設置しており、カラーテレビや冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの生活家電を生産している。


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