盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は、20日から2日間シンガポールで開催される第11回東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓日中)首脳会議、韓国・ASEAN首脳会議、東アジア首脳会議(EAS)に出席するため、19日に出国する。青瓦台(大統領府)の千晧宣(チョン・ホソン)報道官が13日に明らかにした。
 盧大統領は首脳会談で、北朝鮮核問題の平和的解決に向けた6カ国協議の進展状況や南北首脳会談の意義と成果を説明し、朝鮮半島平和体制構築のための韓国政府の努力に対する持続的な支持を求める方針だ。また、東アジアの共同繁栄を目指した域内経済共同体の構築、域内の開発格差の解消、社会・文化交流の拡大に向けた協力策を提案し、ASEANプラス3体制の発展方向を盛り込んだ「第2回東アジア協力に関する共同声明」とその履行に関する事業計画を加盟国の首脳とともに採択する。

 韓国・ASEAN首脳会議では、1月にフィリピンで行われた同会議を機に提示された「韓国・ASEANセンター設立了解覚書」を締結するほか、これまで推進されてきた韓国・ASEAN間の自由貿易協定(FTA)サービス協定へのサインも行われる。

 盧大統領は20日に中国の温家宝首相、日本の福田康夫首相とそれぞれ首脳会談を行い、南北首脳会談の結果を説明するとともに北朝鮮の核廃棄や平和協定議論のプロセス、南北と米中が参加する4カ国首脳宣言について話し合う。また、第8回韓日中首脳会議を主宰し、「2007年度韓日中3カ国協力実績報告書」を採択する予定だ。盧大統領は22日に帰国する。


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