起工式のようす=13日、平沢(聯合)
起工式のようす=13日、平沢(聯合)
国防部の金章洙(キム・ジャンス)長官は13日、在韓米軍基地の京畿道・平沢移転は安定的な安保管理の基盤となり、朝鮮半島だけでなく北東アジアの平和に大きく貢献するとの見方を示した。
 移転事業現場で開かれた平沢基地造成工事の起工式で述べた。基地の移転を通じ、在韓米軍はより安定した駐留条件の下で統合された指揮体系を備えることになり、効率的な戦闘力を発揮できるようになると評価している。続けて、米軍基地移転に伴い政府は2020年までに平沢市に都市整備や交通、物流、観光など9分野の89事業に18兆ウォン(約2兆1583億円)を投じることを約束したと紹介し、平沢市にとっては国際化の中心都市、黄海沿岸物流の中核都市に飛躍するチャンスになると述べた。 

 起工式にはバーシュボウ駐韓米国大使やベル在韓米軍司令官兼韓米連合司令官をはじめ約1200人が出席した。平沢米軍基地造成工事は韓米が3月に合意した計画に基づき、2012年末までに10兆ウォン余りを投じ3区域に分け進められる。


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