31日のソウル外為市場はウォン高ドル安が進み、一時1ドル=900ウォンを割り込み10年ぶりに800ウォン台までドル安が進む場面が見られた。
 同日は前日終値水準の1ドル=907.00ウォンで取引を開始したが、直後からドル売りの動きが加速し、一気に901ウォン台までドル安が進んだ。午後に入ってからの値動きは901~902ウォンの間で推移していたものの、さらにドル売りが進んだことから900ウォン台を割り込み889.60ウォンまでドル安が進行した。取引時間中にドルが800ウォン台をつけたのは1997年8月28日以来10年2か月ぶりとなる。その後は当局がドル買いによる介入の動きを強めたことから902ウォンまで持ち直したが、結局終値は前日終値より6.30ウォンのウォン高ドル安となる1ドル=900.70ウォンとなり、かろうじて900ウォン台を守った格好となった。


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