韓国とロシアが、来年末に予定されている韓国産小型衛星発射体の打ち上げと韓国人初の宇宙飛行士輩出事業など、両国間宇宙協力を一層強化する。

科学技術部は30日、金雨植(キム・ウシク)副首相(科学技術部長官を兼任)が訪韓中のペルミノフロシア連邦宇宙局長官と全羅南道高興の羅老宇宙センターで会談を行い、このように合意したと明らかにした。

両長官は韓国産小型衛星発射体(KSLV-1)の開発に関し、ロシアが今週中に詳細設計図を韓国側に引き渡すことを決め、韓国がその検討結果をロシアに通達した後、ロシアで合同検討会議を開くことで合意した。これにより、韓ロ宇宙技術保護協定(TSA)の発効遅延が支障を来たしていると非難されてきた小型衛星発射体開発事業の推進がスピード化されるものと期待される。

また、韓国初の宙飛行士輩出事業に関連しては、ロシア宇宙船ソユーズ打ち上げの45日前までに、韓国側関係者と参与者のリストをロシアに通知するとした。このほか、宇宙・電子ジョイントベンチャー設立と韓ロ液体ロケット研究開発協議会の構成にも合意した。

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