教育人的資源部がまとめた資料によると、大学でのセクシュアル・ハラスメント(性的嫌がらせ)による苦情相談件数は昨年1年間で299件あり、このうち事件として処理されたケースは77件に達した。
 具体的な例では、「一生懸命教えても女性は嫁に行くので意味がない」「プロジェクトにはやはり男子学生がいなければ」「顔がかわいいんだから、発表してみれば」「酒は女性がついだほうがおいしい」など、女性をおとしめる発言が代表的だ。

 また、指導にかこつけて教授が肩を抱いたり身体的に接触するなど、優位な立場を利用したアカデミックハラスメントも多く発生している。

 一方、学則や規定によりセクハラ予防指針を定めている学校は312校、セクハラ相談窓口を運営している学校は335校だった。これらの大学では男性388人、女性479人の相談員を配置しており、性的暴行事件処理のための審議委員会を置いている学校も302校に上った。


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