韓国人宇宙飛行士候補の2人が、13日から2週間、国内で宇宙科学実験訓練を行う。

科学技術部と韓国航空宇宙研究院によると、この訓練は、来年4月に国際宇宙ステーション(ISS)で実際に遂行する宇宙科学実験についての理論教育と装備操作の実習訓練となる。実験は昨年12月に国内外の専門家らが選んだ18のテーマを対象にしており、▼微小重力状態での宇宙飛行士の身体形状の変化に対する研究▼微小重力が眼球圧と心臓に及ぼす影響についての研究▼無重力環境での素質量測定装備の開発▼宇宙環境での植物発芽・成長と変異の観察▼宇宙食品の開発▼朝鮮半島の観測と撮影――などが扱われる予定だ。

 飛行士候補者は10日には「大韓民国科学祝典」に出席し、講演やインタビューなどもこなす。日程をすべて終え26日に出国、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センターで下半期の訓練を再開する。宇宙飛行士の正副候補者は今月末ごろに最終選定し、来月初めに正式に発表される予定だ。

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