アラブ圏諸国の駐韓外交官らがアフガニスタンの武装勢力タリバンによる韓国人拉致事件を一斉に非難し、人質の早期解放を求めた。
 ソウル市内のホテルで30日に開かれたモロッコ国王王位継承8周年記念レセプションで、駐韓モロッコ大使はあいさつを通じ「タリバンに拉致されている韓国人たちの安全な帰国を願うとともに、タリバンに迅速な解放を求める」と述べた。

 駐韓アラブ首長国連邦大使は、タリバンの韓国人拉致は「反イスラム的行為」だと批判し、全アラブ諸国はこうしたタリバンの行為に反対すると強調した。イスラム教典コーランでは、ただ1人でも正義と言えない理由で殺害をすれば、それは全人類に対する殺人行為だと教えていると主張した。

 駐韓スーダン大使、駐韓エジプト大使館参事官らも、タリバンによる韓国人拉致は非人道的でイスラムの教えに反する行為だと強く批判し、人質の解放に向け協力を惜しまないと述べた。


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