青瓦台(大統領府)は30日、アフガニスタンで武装勢力のタリバンに拉致された韓国人の解放に向け盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領特使として同地に派遣された、白鍾天(ペク・ジョンチョン)統一外交安保政策室長の現地活動計画について、さらに1~2日滞在し状況を見守る予定だと明らかにした。 青瓦台の千晧宣(チョン・ホソン)報道官は定例会見で、現在計画にはないとしながらも、必要ならばアフガニスタン政府の高官らと再度接触することもできると述べた。
 白特使は、カルザイ・アフガニスタン大統領との前日の協議結果を踏まえ、韓国人の人質解放に向けたアフガニスタン政府の対策とタリバン側の反応などを見守り、必要な場合にはアフガニスタン政府当局者と協議を行ってから帰国する方針のようだ。

 千報道官は、白特使とカルザイ大統領との協議が十分な成果を得られなかったという一部の見方に対し、「対話は40分余り行われた。現在、対話内容を分析し対策を練っている」と述べ、協議結果に意味があったと評価した。カルザイ大統領がタリバン兵釈放に否定的な立場を示したという報道があったことについては、報道の根拠が明確でないと答えた。


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