外交通商部の宋旻淳(ソン・ミンスン)長官が、来月2日にフィリピン・マニラで開催される第14回東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)外相会議に出席する。外交通商部が30日に明らかにした。宋長官は、北東アジア地域の安保情勢、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議と南北関係進展事項などを説明するほか、今後のARF発展方向に対する韓国政府の立場を表明する予定だ。
 今回の会議には、北朝鮮の朴義春(パク・ウィチュン)外相が就任以来初めて出席する。政府消息筋によると、宋長官は南北外相会談の開催も進めているという。会談が実現すれば、6カ国協議合意の次段階措置に当たる核の無能力化と核開発計画の申告などの履行案について、深い話し合いを行うものと思われる。

 宋長官はまた、ほかの6カ国協議参加国外相・外相代理らともそれぞれ2国間会談を行う計画で、細部日程の調整を進めている。特にライス国務長官に代わり会議に出席するネグロポンテ副長官とは、アフガニスタンの韓国人拉致事件や北朝鮮核問題などについて協議することを検討している。

 宋長官は来月1日夕刻に出国、2日のARF外相会議に出席し、その日のうちに帰国する。


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