来月2日から訪朝する中国の楊潔チ外相が、金正日(キム・ジョンイル)総書記と会談する見通しだ。中国外交消息筋が29日に明らかにしたもので、楊外相は滞在期間中に北朝鮮の最高指導部と中朝関係と核問題について話し合うと伝えたうえで、金総書記と会談する可能性が高いと述べた。
 楊外相は訪朝期間中、北朝鮮の朴義春(パク・ウィチュン)外相とあいさつを交わすほか、6カ国協議議長国として協議再開日程を確定する手続きも踏む見通しだ。これと関連し、中国外交部の秦剛報道官は「楊外相は今回の訪朝で核問題と両国の友好関係発展など、共同の関心事について意見を交わす」と述べた。

 一方、楊外相は28日に青瓦台(大統領府)の白鍾天(ペク・ジョンチョン)安保室長と会い、バンコ・デルタ・アジア(BDA)問題をめぐって失われた時間を回復するため、北朝鮮の核廃棄の速度を上げていくことで意見が一致した。


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