盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が2014年冬季オリンピックの江原道・平昌招致をめざし、来月4日に開かれる国際オリンピック委員会(IOC)総会に出席する。あすグアテマラに向かう。この総会で冬季五輪の開催地が決定される。
 これに先立ち大韓オリンピック委員会(KOC)、誘致委員、取材陣などで構成された平昌冬季オリンピック招致委員会の本陣が、29日にグアテマラにたつ。

 平昌とともに最終候補地として残っている都市は、オーストリアのザルツブルクとロシアのソチ。盧大統領は来月1日から開催地決定の瞬間までグアテマラに滞在し、IOC総会で平昌招致の支持を求める演説を行うなど首脳レベルの活発な招致活動を展開する。

 盧大統領が国際競技大会招致のためだけに海外を歴訪するのは今回が初めて。また、大統領の海外歴訪は効率性を考え少なくとも2カ国を訪問するのが通例だが、今回はグアテマラだけを訪れる。

 一方、ロシアのプーチン大統領とオーストリアのグーゼンバウアー首相もグアテマラを訪問する。IOC総会では3カ国首脳が激しい招致争いを展開しそうだ。


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