海外の大手バイヤーが韓国製の自動車部品を購入しない理由は、製品に関する情報が不足しているためと分かった。この分野の輸出拡大には、国際見本市の開催など積極的な広報対策が必要と指摘された。
 大韓民国貿易投資振興公社(KOTRA)は28日、先週開かれた「国際輸送機械部品産業展」に参加したバイヤー78社のうち74社を対象に、「韓国から自動車部品を調達しない理由(複数回答)」を聞いた。その結果、「情報不足」との回答が55%に達した。このほか、「コミュニケーションの問題」が16%、「アフターサービス」「高い材料費」「高賃金」がそれぞれ5%となった。

 一方、韓国製部品を購買する理由は、「品質競争力」が34%、「低い材料費」が21%、「低賃金」が20%の順だった。

 対象企業のほとんどが、この先3年間、海外のアウトソーシングが拡大すると予想している。増加率は「10~30%」と答えた企業が59%、「30%以上」が27%を占めた。

 韓国と米国、欧州連合(EU)間の自由貿易協定(FTA)の締結がもたらす効果については、ほとんどの企業が「韓国製部品の購買拡大につながる」と答えた。拡大時期は「締結時から」が44%、「FTA発効開始から」が24%だった。


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