青瓦台安保室長、中国外相と北朝鮮核問題など協議

中国を訪問している青瓦台（大統領府）の白鍾天（ペク・ジョンチョン）安保室長は28日に楊潔チ外相と会い、6カ国協議合意の早期履行など北朝鮮核問題を協議した。このほか北朝鮮への重油支援問題や両国の関心事項などについても意見を交わした。楊外相は来月2日に北朝鮮を訪問する予定だ。
　楊外相は、白室長は中国についてよく知っていると評価し、共通の関心事について意見を交わすことができてうれしいと述べた。

　これに対し白室長は、楊外相は米国に長期滞在したことがあり米国に対する理解も深いとしながら、韓中関係の発展だけでなく対米関係でも良い成果が得られればと期待を示した。また、胡錦涛国家主席の訪韓と盧武鉉（ノ・ムヒョン）大統領の訪中で、両国は良い協力関係を築いていると評価した。

　ロシア訪問に次いで中国を訪れた白室長は、27日には6カ国協議の中国首席代表を務める武大偉・外務次官や中国共産党中央対外連絡部の王家瑞部長と面会した。


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