過去最高の受注好況に沸く国内造船業界の輸出額が、2年連続20%台の増加率で200億ドルを記録する見込みだ。
 韓国造船協会が28日に明らかにしたところによると、下半期の国内造船業界の輸出額は121億5000万ドルを記録し、通年輸出額は前年比22%増の270億ドルに達すると推計された。昨年の輸出額は前年比24.8%の急増で221億1000万ドルを記録し、初めて200億ドル台に乗った。昨年に引き続いての20%台の増加率で200億ドル台の記録達成に期待がかかる。

 造船業界では通常、2~3年前の受注分を建造する。船価が急騰した2006年受注分の建造を始める来年も、造船業界の輸出額上昇傾向は続くものと思われる。また造船協会関係者は、今年も船価の上昇が続いているうえ受注量も増えていることから、2010年まで業界好況は続くとの見通しを示している。

 一方、上半期の建造も生産上の問題要素が特になく円滑に進んでいる。生産量は前年同期より12.8%多い603万CGT(標準貨物船換算トン数)を記録する見込みだ。造船協会の見通しでは、上半期輸出額は前年同期比30.6%増の148億5000万ドル、生産量は同8.8%増の627万CGTに達する。


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