産業資源部の金栄柱(キム・ヨンジュ)長官は31日、中小企業は韓米自由貿易協定(FTA)を活用して戦略的な革新を打ち出す必要があるとの考えを示した。価格競争力低下や大手企業との生産性格差という中小企業の弱点を克服すべきだとの主張だ。
 韓国生産性本部の主催で開かれた最高経営者(CEO)フォーラムに出席した200人余りの中小・中堅企業の経営者に向け述べたもので、開放型経済システムにより中小企業がグローバル競争にさらされることになったと指摘した。

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 金長官はFTAによる国内産業構造の先進化に向け、米国市場への進出拡大、良質の外国投資を誘致、韓米の研究開発協力強化と技術力拡充、貿易調整の支援――という4つのFTA補完対策を提案した。具体的な実践方法として、FTAによるメリットが見込まれる品目について海外マーケティングを集中的に支援するほか、外国人投資環境の画期的な改善、韓米共同の研究開発や技術人材の交流、技術移転などを促進すると説明した。


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