韓国銀行が31日に発表した今月の製造業業況指数(BSI)は87となり、前月より2ポイント上昇した。2月に80だった指数は3月に83、4月に85、5月に87と上昇を続けている。輸出企業の業況指数は前月の84から89に、国内向け企業の業況指数は85から87にそれぞれ上昇した。6月の業況見通し指数は前月と同じ91だった。 
 業況指数は基準値の100未満なら景気が悪いとみる企業が良いとする企業より多いことを意味し、100を超えるとその反対を意味する。指数は改善が続いているものの、依然として基準値となる100を下回っており、企業の体感景気は冷え込んだ状態が続いているといえる。

 2483社の調査対象企業からは、原材料価格の上昇が経営上の最大の問題と指摘され、このほか内需の冷え込み、ウォン高ドル安、競争過熱、不確実な経済状況なども問題として挙げられた。

 製造業以外の企業の業況指数は88で前月と同じで、6月の業況見通し指数は1ポイント下落の92だった。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.


Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0