冷媒や室外機がなく従来のエアコンより高い性能を持つ次世代エアコンが開発され、商用化を目前にしている。
 延世大学が22日に明らかにしたところによると、朴泳宇(パク・ヨンウ)教授、南均(ナム・ギュン)教授と、民間企業による共同研究チームが、4年間の研究を経てサーモモジュールを利用した世界最高レベルの冷却技術を開発し製品化に成功した。冷媒を使用せず室外機がなくても、初期冷却速度は従来のエアコンより2倍以上速い。夏には冷房、冬にはヒーターとして利用でき、主要部品のサーモモジュール価格が急落していることから、価格競争力が高い点もメリットだという。また、このシステムは一度設置すれば半永久的に利用でき、廃棄時には部品のリサイクルも可能だ。

パク・ヨンウ の最新ニュースまとめ

 無冷媒エアコンは冷却効果が劣るため、現在国内では販売されていない。研究チームは今回の開発で2件の特許を出願しており、今後も研究を重ね性能を向上させるとしている。


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