北朝鮮の寧辺原子炉施設を監視している米国の情報機関が、寧辺周辺での活発な動きが原子炉の活動中断の可能性を示唆するという一部の報道を否定した。米ワシントン・タイムズが27日に報じたところによると、ある米官僚が「寧辺核施設の閉鎖を示唆するいかなる証拠もなく、核施設を閉鎖したと信じられるような理由もみられない」と述べたという。
 韓国の国家情報院は25日の国会情報委員会で、寧辺核施設周辺で国際原子力機関(IAEA)の核査察に備えるものとみられる特異の動向がとらえられたと明らかにしている。

 ワシントン・タイムズによると、米情報機関は、北朝鮮が寧辺原子炉を利用し、核兵器6~7個を製造するのに十分なプルトニウムを最大約50キログラム生産したとみているという。


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